はじめに

「PTAって、入らないといけないの?」「役員になったら大変そう…」

豊島区で子育てをしていると、一度はそんな気持ちがよぎる方も多いのではないでしょうか。

全国的にPTA活動が見直され、任意化や解散の動きも広がっています。

でも、池袋のある小学校では少し様子が違います。

活動は今も活発で、特に夏祭りの季節になると、お父さんもお母さんも一緒になって準備に動き出す。

そんな学校が、豊島区にはあるんです。

この記事では、PTAのしんどい部分も正直にお伝えしながら、それでも「やってよかった」と感じる理由を、実際の体験とともにご紹介します。

PTAのデメリット。正直に言います

まずは、よく聞くしんどさから。隠さずに書きます。

仕事との両立が難しい

共働き家庭が多い豊島区では、「参加したくても時間が取れない」という声は珍しくありません。

フルタイムで働きながらPTA活動を続けることは、決して簡単ではないのが現実です。

役割分担が偏りがち

活動的なメンバーに仕事が集中してしまうケースもあります。

「いつも同じ人が動いている」という状況は、長く続けるうえでの悩みのひとつです。

「強制感」が苦手な人もいる

PTAは本来、任意参加の団体です。

ところが「入るのが当たり前」という雰囲気がまだ残っている学校もあり、それがハードルになっている方もいます。

「なんとなくプレッシャーを感じる」という気持ち、よくわかります。

それでも続ける理由。PTAがあることのメリット

しんどさを知ったうえで、それでも多くの保護者がPTAに関わり続けているのには、ちゃんと理由があります。

子どもの「顔を知ってもらえる」安心感

PTA活動を通じて先生や他の保護者と顔見知りになると、子どもの学校生活が少し違って見えてきます。

「あの子のお母さん」と認識されることで、何かあったときに声をかけてもらいやすくなる。

地味に見えて、これは大きな安心感につながります。

防災・防犯の地域ネットワークが育つ

PTAの活動は、地域の防災訓練や見守り活動とつながっていることがあります。

豊島区は都市部ならではのリスクも抱えていますが、だからこそ「顔を知っている大人が多い地域」は子どもにとって安全です。

豊島区の町会・自治会との連携で情報が速い

PTAと町会・自治会が連携している地域では、地域のイベント情報や行政のお知らせが早く届くことがあります。

豊島区でも、学校とご近所のつながりがうまく機能しているエリアでは、この連携が子育て世代にとって頼もしい情報源になっています。

一度顔を合わせると、コミュニケーションが変わる

これは、実際に感じたことです。

PTAの集まりや行事で一度でも顔を合わせてお話しすると、その後の関係がすっと変わります。

校門でのあいさつが自然になって、ちょっとした世間話ができるようになって。

気づけば、穏やかな輪が少しずつ広がっていく。

「知らない人ばかり」だった場所が、「知っている人がいる場所」に変わる感覚は、子育て中の孤独感をやわらげてくれます。

特に引っ越してきたばかりの方や、まだ地域に馴染んでいない方には、PTAの場がそのきっかけになることがあります。

池袋のある学校が証明する「団結の力」―夏祭りという舞台

全国でPTA離れが進むなか、池袋のある小学校では今も夏祭りが盛大に開かれます。

夏祭り当日、親たちが一緒に動く

焼きそばの屋台、子ども向けゲームコーナー、盆踊りの輪。

こういったものは、保護者が集まって初めて成り立ちます。

当日は、お父さんもお母さんも、それぞれの持ち場で動いています。

仕事帰りに駆けつけるパパ、昼から準備を進めるママ。

役割は違っても、同じ場所に向かっているという感覚が生まれます。

準備から後片付けまで、みんなで分かち合う

夏祭りの醍醐味は当日だけではありません。

数週間前から始まる準備の打ち合わせ、当日の段取り確認、そして終わった後の片付け。

その一連の流れをともにすることで、「一緒に何かをやった」という感覚が生まれます。

それがまた、顔見知りを増やし、あいさつを増やし、地域の空気を少しだけ温かくしていく。

子どもたちの目に映る「親の背中」

子どもたちは、よく見ています。

自分のお父さん、お母さんが、学校や地域のために動いている姿を。

「うちの親、祭りのとき頑張ってたな」という記憶は、子どもの地域への愛着や、人とつながることへの安心感につながっていくのではないかと思います。

PTAへの一歩、どう踏み出す?豊島区の新入パパママへ

「参加してみたいけど、いきなり役員は怖い」という方へ。

まず「祭りの手伝い」だけでもOK

夏祭りや運動会など、単発の手伝いだけ参加するところから始める方も多いです。

1日だけでも動いてみると、雰囲気がつかめますし、顔見知りが一人でもできれば、次がぐっと楽になります。

仲間ができると、地域が一気に身近になる

豊島区は人口密度が高く、隣に誰が住んでいるかわからない、という感覚を持っている方も少なくありません。

でも、PTAや地域の活動で一人でも「あ、この人知ってる」という人が増えると、街の見え方が少し変わります。

子どもにとっても、親にとっても、「知っている人がいる場所」はやっぱり安心です。

まとめ

PTAには、確かにしんどい部分があります。

時間も、エネルギーも、使います。

でも、一度顔を合わせて話をすると、あとは自然とつながりが広がっていく。

池袋のある学校の夏祭りが見せてくれるのは、その「つながりの積み重ね」の姿です。

全国的にPTAが見直されているいま、「どんな形で関わるか」は自分で決めていい時代になっています。

ただ、豊島区にはまだ、地域と学校と家庭が一緒に動いている場所があります。

その輪に、少しだけ顔を出してみることから始めてみませんか。

自分に合わなければ、いつでもやめて大丈夫です🙆